【概要】機工帝国フリームスルスより更に西方の『ファウメア大洋』に浮かぶ、大航海時代を思わせるような貴族と海賊の国。
【国名】アルタ・ネイタ
【国旗】
・中央の白い菱形は雲を、下の紺は海を、上の水色は蒼天をそれぞれ表す。白菱形の中心の錨は、アルタ・ネイタが島国であるのと同時に、
他の同盟加盟国に比べて、圧倒的な造船力を持っていることを示す。
【国歌】セイレーンの歌声
『呼び声は麗しく、導きの旋律を奏でん』
【国花】桔梗
花言葉:「清楚」「誠実」「変わらぬ愛」「従順」
【首都】セイレネシア
【モットー】海に生まれ海に生きよ
【政体】君主制
表舞台での政治は主にフィンフォーク家、裏側で海賊をまとめ上げ、中〜下層の人々の生活を取り仕切っているのがムルドリス家。
軍部はフィンフォーク家の直属であり、政治的発言力も持つ。
【元首】建国時代から続く貴族『フィンフォーク家』と、海賊派の首領『ムルドリス家』による争いが続いているが、正式な書類上では、
国家代表は『フィンフォーク家』とされている。現在は「ベルベット・フィンフォーク」が元首とされる。
【政府】─
【種族構成】フルングニル(混血):65%
スキールニル:20%
その他:15%
【宗教】目立った宗教は存在しないとされる。
【主要産業】造船業、機工業
・ケリュネイア同盟軍の中ではトップクラスの造船力を持つ。海軍で用いるガレオン船から、輸送船まで、様々な船を手がけては各国へ輸出している。
また、帝国譲りの機工兵器に対する技術も併せ持っていて、かなり劣化はしているものの、マスケット銃や大砲なども製造することができる。
【思想】帝国から逃れたかつての帝国民が築いた国家のため、帝国に対して何かしらの悪い印象を抱いている国民がほとんど。しかしながら、
国家を発展させた帆船や銃などは帝国由来のため、もどかしさを感じることも多いようだ。
【イメージ】物語の中盤で訪れそうな港町をイメージした国家。
D社のパイレーツ・オブ・カリビアンの世界を想像すると手っ取り早いのですが、海賊と貴族が何とか共存して成り立っている国です。
カーストの様なものが存在し、貴族は優雅な、海賊は勇猛な、国民は貧しくも裕福でも無い普通の生活を送っています。
【組織】
**アルタ・ネイタ海軍
**同盟軍通信技術総本部
**空海軍
**海賊団
・その造船力を生かし、帆船を主として大艦隊を構成するフィンフォーク家直属の海軍と、ガレオン船の帆に魔力を織り込むことで、
大気中の魔力に反応し飛行することを可能にした飛空挺を用いる空軍、そして、新開発した「オペレートジェム」による無線通信を管理する本部が存在する。
海賊の船舶は傭兵扱いであり、非常時の国家防衛などに駆り出される。それに海賊が文句をつけないのは、貴族と海賊の国家を守りたい気持ちが、
密かに重なっているからである。
【歴史】フリームスルスの各国侵略、そして軍事化が疾風のような早さで進んでいく中、その政策に反対した一部のフルングニル族が国を抜け出し、
船で西方へ移り住んだことが全ての始まり。そのため、フリームスルスが軍事大国となるのと同時期に建国されたと言われる。